「うつ」・メンタル系疾患のための鍼灸

 
 
 
ニコス堂は「うつ」をこのように考えています
 

 

今日の「うつ」は、
職場や学校に原因があるもの
家庭や家族に原因があるもの
に大別されます。

職場や学校に原因があるものは、職場・学校への適応の問題や、患者さんのパーソナリティの問題を考えなければならない場合もありますが、 家庭・家族に原因があるものに比べてはるかに回復しやすい傾向があります。

職場や学校に原因がある「うつ」が治りやすいのは、原因がはっきりしていて、ストレスにさらされていた期間が比較的短いからです。

職場の場合を例にすれば、仕事のプレッシャー、自分のスキルと仕事との落差、職場の人間関係、望んでいる仕事・部署に就けない、自分に合っていない仕事をさせられている、など、患者さんからお聞きする原因はわりあいに明確で、その期間も限られています。

これに加えて、この「うつ」は休養と投薬で回復しうるものです。これに鍼灸の治療を加えると、休職の期間は、さらに3分の2程度にまで短縮することができます。もし、あなたが「うつ」で悩んでいて、その原因がはっきりしていると感じるなら、ニコス堂の鍼治療を考えてみて下さい。

 

 
 

  

しかしながら、いったん寛解した「うつ」が、職場や学校に戻ると再発する場合があります。職場・学校において適応しにくい環境がある場合、すなわち適応障害をおこしている場合と、患者さんのパーソナリティの問題がある場合です。

適応障害とは、職場や学校などの環境に適応できず、心身に様々な症状が現れ、生活に支障をきたす障害です。厳密に言うなら、はっきりとしたストレス原因に反応して3ヶ月以内に症状が出現し、原因がなくなれば症状は6ヶ月以内に消えます(DSM-W-TR アメリカ精神医学会ガイドラインの診断基準)。

症状としては、以下のようなものが出ます。

気分的には・・・抑うつされた気分、憂うつな気分、不安、心配がつよくなる
身体的には・・・涙もろくなる、寒気がする、体が冷える、手や足がふるえる
行動面では・・・仕事を休みがちになる、物をこわす、人に八つ当たりする、
       車の運転が乱暴になる

「うつ」と同じような症状が並んでいますが、小さくない問題があります。

あなたは、経過と症状を詳しく説明しなければ、医師や治療家は、あなたが病としての「うつ」に悩んでいるのか、適応障害で悩んでいるのか区別できなくなります。




さて、ここまでに見てきたものは、この二つです。

 

 

さらに、もう二つのことを見なければなりませんが、それは大変に複雑で、多くの言葉を費やさなければなりません。同時に、先に書いた二つにくらべて、はるかに治りにくいものです。

しかしニコス堂では、これまでに患者さんから感謝される成果を出してきました。ですので、それについて述べたい知見が沢山あります。ですから、これはページをあらためて書くことにします。その二つとは、次のものです。


 

これについては、頁をあらためて書こうと思います。

 

 
     
 
私の家
 
     
     
 

なぜ鍼灸で「うつ」が寛解するのか

 
     
 

「うつ」とは、精神的にも身体的にも、生命活動にブレーキがかかった状態です。鍼治療が回復につながるのは、私たちが手で鍼をするからです。治療点に鍼を刺し、操作を加えることで、患者さんと治療者の気が通じ、患者さんの力はよみがえります。

 
     
 
 
     
 
医師の治療は続けるべきか?
 
     
 

職場や学校に原因があるものは、医師の支えがあった方が早く復帰につながるようです。薬をのむことに抵抗がある方もたくさんいますが、「うつ」自体はほんらい投薬と休養で改善するものです。これに鍼灸を加えた場合、復帰までの期間はおおむね3分の2ほどに短縮されるというのが、これまでに得ている目安です。    

 
 
 
     
 
 
 

あなたが今、悩んでいる「うつ」について考えることも大切ですが、一歩さがって、「うつ」そのものを、広い視点で見てみることも意味があるのではないでしょうか。ここでお話しするのは、あなたが悩んでいる「うつ」を、歴史のうえに現れ、人間を苦しめてきた様々な病に照らしてみると、どんなふうに見えるか、という試論です。 

 
     
     
     
 
 
 

このページはまだ未完成で、書くべきことが沢山ありますので、時間をみつけて順次、書き継いでゆきます。ご縁があれば、またお訪ね下さるよう申上げます。
                            ニ コ ス 堂 鍼 灸 院

 
     
     
     
     
     
     
 
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